目次
美味しい料理を提供するために
本日は患者様に人気のメニューであるエビチリです。
美味しい給食を楽しんで頂けるように気をつけている事は
当たり前の仕事をおろそかにしない。
普段よく食べる当たり前の料理も美味しくなる下準備をしっかり行う事です。
- 最適な下処理を行う
- 対象の方が食べやすい形態に
- 盛り付けをきれいに
- 提供時の温度
以上のことが当たり前ですが仕事をする上で大切にしている事です。
作る料理に最適な下処理を
料理の下処理は丁寧にしないと仕上がりが悪くなります。
- エビは片栗粉・酒でよく洗い水気をよく切り塩コショウしておく。
※この下処理が大変重要で仕上がりがまったく違ってきます。 - 下処理したエビに卵白・片栗粉を混ぜ込み下衣をつける。
※これも重要 衣がはがれにくくプリプリ食感に - 当院ではもう一度かるく片栗粉を付け揚げる。
- コクを増すための秘伝の調味料をいれチリソースを作る。
- エビとチリソースを合わせた後、一番最後に白ネギのみじん切りを加えすぐ火を止めて完成。
美味しい料理を作るために、一つ一つの工程を丁寧に行っています。
対象の方が食べやすい形態に
患者様によって食べやすい形態はさまざまです。
特に咀嚼・嚥下が困難な方にも味、見た目共に良い料理を食べて頂きたいので
出来る限り細かい対応まで行っています。
盛り付けをきれいに
患者様はその時の病状で食欲が無い事も多いです。
無理に食べてもらう事も良くないですが、ご自身で「少し食べてみたい」と
思ってもらえるように盛り付けをきれいに行い、陶器の器を使い給食を提供しています。
ただ陶器の器の方が見た目が良い、というのは私達の一方的な想いである事も有ります。
陶器だと重たくて持てないと言われる患者様もいらっしゃいます。
その方には軽量のメラミン食器を使用しています。
提供時の温度
聖ヨハネ病院では適時適温の料理を提供するため温冷配膳車を使用しています。
一生懸命作った料理が冷めてしまっては台無しになってしまいますからね。
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